2011年9月13日火曜日

 2011年の十五夜お月様の晩に

 はじめまして福島よりメッセージです。

今日は 十五夜 お月さん見てはねる

福島では お月見泥棒の日 おいらが子供の時は唯一 泥棒をして良い日 といっても、各家を廻って、飾ってある御月見団子や秋の果物を “お月見ちょうだい!”って子供達が袋を片手にもらって歩くんです。

5歳の息子と1歳9か月の娘(ベビーカーにて!)も初めてのお月見ちょうだい!  庭に入ったら こんばんわー  お月見ちょーだい!って元気に言うんだぞ! と教えていざ息子の友達とおいらとヨメさんとで、懐中電灯にビニール袋持って お月見泥棒!

まだ 分け合うことが出来ているんですね、ここ福島の県南近辺では、茨城の親父とさっき電話で話したら、親父が子供の時にはあったそうですが、ヨメさんはやったことないって言ってました。


昨日は隣町にある、昨年まで住んでいた自宅の草引き等をしていましたら、突然防災無線が流れ、 震災から半年たちました、亡くなった方々へ黙祷します 黙祷とのこと。

一瞬 なんだ この強制感は! こうやって戦争に担ぎだされるのか? なんてどうしても天邪鬼な性格が邪魔しますが、 いやいや 落ち着け!と
原発の方向を向き、 福島第一原発で今 作業してくれている方々とその家族が、どうか無事でありますように そして 津波などでなくなった方の家族のみなさんがどうか、心穏やかに過ごせる日々が少しでも早く訪れますように と 手を合せました。

福島第一原発で今被曝しながら作業してくれている方々のお陰で、こうやって塙町で家族と共に生活することが出来ているんです。

今宵 この十五夜の御月様に 第一原発で作業してくれている皆さまとその家族の皆様をどうかお守りください と掌を合せます。

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